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2008-06-29(Sun)

夢の分析

 先週は大変な1週間でした。土曜日、日曜日と学校から離れ、とりあえず「いちゃもん事件」のS君のお母さんと万歳先生のことは、一旦は忘れることにして…明日、又なにかあれば、又明日に考えることとしました。

 しかし、あの後…おもしろいことがありました。教室の席順は子どもたちの了承のもとに私が決めています。やはり、席順によって授業のやりやすさが全然ちがうのです。

 普通は、私の席の横は「特別席」と称して、授業で問題のある子を座らせるのですが、なぜか、その席に座ると勉強がわかりやすいと…自ら望む子が多いのです。それで最近ではあまり座らせることはしていません。…取り合いでけんかが起きるからです。…私なんか先生の横の特別席なんてイメージ悪いんですが…!

 ところが例の事件の後に、S君もT君も前の「特別席」に座らせてくれ!っていうんです。ここの方が落ち着くって!理由は本来の席の隣りの女の子が、授業中にその二人がしゃべたり、立ち歩いたりするので、怒るのが恐いからだ…というのが彼らの主張なのですが…前回には書きませんでしたが、S君のお母さんによれば、家では「トントンなんて、死んだらいいんや!いなくなればいいんや!」と言ってたそうですが…。そんなことも忘れたように、給食の時にはナンだカンだとしゃべって楽しそうでした。その姿を見て、子どもだな~って、心ではホットしました。ちなみに、万歳先生のクラスはおしゃべり禁止で、給食中は一切しゃべらずもくもくと食べるのですが…(苦笑)!

 その給食の時です。急にMちゃんが言いました。

「先生!私ね、昨日寝てる時に夢見てん!」

「え~どんな夢?」

 Mちゃんの周りの子達はクスクス笑っています。

「夢の中で、トントン先生と万歳先生がけんかしててん!」

「え~(内心ドキドキしながら…)先生と万歳先生とけんかしたことないよ~!」

「だから、夢の話やん!」

「どんなけんかしてたん?」

「殴り合いのけんか!」

え~!って思いながら…

「なんで、けんかしてたん?」

「なんでかはわからへんけど、すごかってん!」

 私はグーと次の言葉が出ませんでしたが、すかさず前の席の女の子が

「どっちが勝ったん?」

「それが、なんでかトントン先生が万歳先生をボカボカにして、トントン先生が勝ってん!」

 それが、なんでか…ってどういうこっちゃ(>_<)!

「え~先生、そんな暴力ふるわへんし…だいたい、万歳先生に勝つわけないやん!」

「そうなん?今日も、又夢見て、夢の中で、トントン先生が勝ってる夢見るわ!先生、夢お中で勝たしてあげるから~!」

 ひぇ~!子どもって、私の心の中を覗いているんかな~!

 言葉に出さなくても子どもって見てるんだ~(-_-;)!

 Mちゃんの夢、どう分析したらよいのでしょうか?私の心が子どもの心に投影されたのでしょうか?

 しかし、子どもって先生のことよくみてるんだな~って、恐くもあり、うれしくもあり…って感じです。

 時間が出来たら、夢判断するために「フロイト」読んでみたいと思っていま~す287

 今日は大阪弁炸裂でした466

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2008-06-27(Fri)

親のいちゃもん!先生のいちゃもん!

今日は又々大変な一日でした。この仕事を始めて、上位3位にでも入りそうな程!…って、まあ!そう毎回思うんですが…(^^;)!

 昨日の事です。去年さんざん登校拒否で親や担任の先生(それが、なんとあの「万歳先生」なんですが…)を悩ませたS君が、給食を食べようとしたとたんにヒックヒック泣いてるではありませんか!クラスの子どもたちはキャッチが早く、「又、去年のS君になってる!」とワイワイと騒ぎました。それを聞いて、トントン先生はピーンと!あの登校拒否の前ぶれかって、イヤ~な予感が…(-_-;)!

 子どもたちがワイワイ騒ぐので、S君を廊下へ連れ出し「どうしたの?」と聞いてもヒックヒック!少し落ち着くのを待って、「なにかあるんなら…学校で起きたことは、ちゃんと直ぐに先生に話すことは、4年生になった時に約束したよね!話してくれないと何も始まらないから…」というと、「頭が痛かった!」と言うので、それだけで泣くか~?と疑いながら、保健室に行く程でもない…というので、給食だけはなんとかたべさせて、その日は終わらせました。イヤな予感だけが残りましたが…。

 そして、きょうの朝…。集団登校で一緒の班の子が「なんでか知らんけど、S君遅れてくるんやて!ってS君のお兄ちゃんが言ってた!」と言うので、あ~予感はあたった!とあわてて、S君ちに電話を入れました。
すると、お母さんが電話に出られて、

「うちの子が、先生に体のことを言われるので学校に行くのイヤだって言ってます。先生!うちの子に一ヶ月前に、顔にできものが出来てるのを、病気ちがう?って言ったんっですって!それに、昨日も耳が腫れてるって…なんで体のことを言いはるんですか?(←大阪弁分かります?)うちの子、僕病気なん?って気にしてるんですけど…そんな身体のことを言いはるのおかしいん違いますか?」って…!

はあ~って感じで、

「私が身体のこと心配したらいけないんですか?ともかく本人を出してください!」

と言うと…。

「今、すごく泣いているんで無理です。」

「じゃ~まだ授業まで時間があるんで、お宅まで行きましょうか?」

「けっこうです。先生が来はったら、うちの子よけいに興奮しますから…2時間目のプールの終わった頃に私が連れて行きます。」

ともかく早くつれて来いよ!と思いながらも

「では待ってますので…。」…と電話を切りました。

 そして、2時間目のプールが始まる時、万歳先生が(前回の話の続きで、毎日T君を呼び出してもあやまらなかったので…。)もう一度プールに入る前にT君と話しをします。と宣誓布告され、毎日あやまるまで…ってしつこいな!とは思いましたが、相手は仕事の大先輩!逆らうわけにはいかないので、「はい!わかりました!」とは言ったものの、平手打ちしたら、そりゃ~子どもの方も意地になるでしょ!…と又イヤな予感!

 案の定、万歳先生が「謝りなさい!」と言われ、T君は「いやや!」と拒否しました。こうなったら、T君だけでなく、万歳先生も意地になっていたんでしょう!

今度は、万歳先生は私に、

「Tは謝らなかったので、私はもうあの子のことは責任持てないので、プールに入れるなら、トントン先生の責任でいれてください。私は知りません!」と言われてしまいました。

 うちの学校では、2学年一緒にプールに入ります。入ったら、学年は別に指導するのですが、一人が指導、もう一人はプールの温度や2学年全体をプールサイドからチェックして、なにかあったら即飛び込む体制でいます。うちの学年は主任の万歳先生が指導し、私は全体をチェックする役です。私の仕事をおいておき、T君一人につけるわけがないじゃあないですか?それを分かっていて…。

 大体、掃除をさぼったことと、プールの授業は別問題!よそのクラスの子を自分が叩いてまで怒っておいて、最後は責任、丸投げかよ…って、少しむかっとしながら、どうしようか…と落ち込みました。

 T君とその場で話しましたが…

「ぼく、万歳先生嫌いやし…もう何回も謝ることないし…」と…。

 そう言われるとそれも一理あるし…と甘ちゃんトントン先生は思ってしまい

「じゃ~そこまで言うんなら、自分で責任持てるの?先生これ以上かばいきれないよ!」…ホントに私って腑甲斐ない先生でごめん!って思いながら…!

「先生は関係ないし、ぼくが責任持つ!」と言い切るので、T君とばかりしゃべってもいられないので、そのままプールの授業は続けました。

 プールが終わり、子どもたちにシャワーを浴びさせていると、職員室からインターホンでお呼び出しが…。「保護者がいらしてます。」って!

 水着も着がえず、半パンのまま職員室に行くと…S君のお母さんが仁王立ち!

「S君は?」と聞くと…

「教室の方に行きました!」と言われるので、

「本人も交えて、お母さんと3人で話した方が良いと思いますので、呼んできますね!」

と、教室に行くと、ナント!普段通り!友だちとふざけていて、ホントに学校行くのイヤやって言ったんかい!って様子でした。

「下に降りて、お母さんと先生と話そう!」と言って、3人の話が始まりました。S君は照れ隠しか(?)へらへら笑っています。(こんな場でなんてヤツだ!お前のことだろうが…。)

「電話でも言いましたが、これから身体のことは言わないでください!」

「でもお母さん!子どもの健康チェックするのは、私たちの仕事なんですよ!」

「ともかく、うちの子は先生に身体のこと言われたら気にするタイプなんです。二度と身体のことは言わないでください!身体のことを話題にするのはいじめじゃあないですか?」

「ただ、大丈夫かな?って心配してはいけないんですか?いじめや嫌みで言った覚えは100%ないと私は自信ありますから…」

「放っておいてください。健康チェックはうちでしますから!」

「じゃあ学校で熱出たり、しんどそうだったらどうするんですか?」

「熱出たりすることと、身体のこと言うのは別問題ちゃいますか?」(はあ~!)

「それは、私がいじめで身体のことを言った…ということが前提で言われてるんですよね?」

「私は子どもからそう聞いたんやから、親が子どものこと信じなくて、だれが信じてやれるんですか?」

だんだん私もキレてきて、お母さんと話してても埒が明かないと思い、S君に

「S君、なんか学校で先生に文句あるんやったら、もう4年生なんやから自分で言わんと…」と言うと、すかさずお母さんが、

「うちは文句なんて言ってません。うちの子がイヤや!と言うことを言わないでください!って報告に来てるだけです。文句なんて言ってません。」

「だから、私は身体をネタにした覚えはない!って言ってるんです。言ってないことを言ってるって私に言われても…!」

「そしたら、私は子どもの言ったことを信じます。親ですから!そんなこと言われてもって言われたら、だれにこの気持ちをぶつけたらいいんですか?校長先生に直接、先に言ってもよかったんですけど…!」

「校長先生でも誰でも言ってくださって結構です。私は絶対にそんなこと言ってない自信ありますから…!そこまで言われるなら、クラスの子がその場にいたんですから、ここに呼んできて、聞いてみられますか?」

「それって、言った、言わないのレベルの話でしょ!そんなことしても意味ありませんやん!」(なんで意味ないねん!)

 こんな会話、授業のチャイムが鳴って、うちのクラスの子たちをクラスにおいてまでする会話ではないし、仕方ないので、

「授業が始まってる時間なんで、放課後、又3人で話しましょうか?」

「うちの子は放課後は忙しいんで、この子は無理です。」

はあ~?って思いながら、

「4年生にもなったら、自分のことは自分で言えるようにならないといけないと思うので、とりあえず授業にもどって、授業の後、本人と話してみます。話した内容は、放課後に又、お母さんにお知らせします。」(授業待っている29人の子より自分の子が優先かい!)

「わかりました!」

ということで、お引き取りいただきました。ともかく、S君に親と教師が言い争うのをそれ以上見せるのはかわいそうに思いました。

 その後、S君と話し、「先生がS君のこと嫌いでいじめるんだったら、完全無視すると思うよ!S君のこと心配するから聞いた気持ちは分かる?」と聞くと…「分かる!」と答える。

「ともかく、学校は絶対に来ること!病気でない限り!それと、自分の思いはちゃんと自分で伝えること!そうしなかったら、何も解決せーへんよ。先生に何も言わず、学校でも、家でも泣いてても仕方ないでしょ!日頃、授業中には
他の子が授業聞きたいのに、ベラベラいらないこと言ってるのになんで話さないの?これからはちゃんと自分の口で話すように出来る?それだけ約束してね!それから、先生と今話したこと、自分でお母さんに話すこと!」と言うと、それは納得してくれました。

 放課後、お母さんに電話をすると…

「本人から話しは聞きました。本人がもういい!というので、今までのことはもういいです。」

「そうですね!それより、これからどうするか…とのことの方が大事だと思うので…」

「はい!本人は少し納得のいかないこともあるようですが、それで結構です。どうもすみませんでした!」

とのこと!

もう訳わからん!って感じです。

S君は確かに神経質ではありますが、授業中ふざけたり、席から立ち歩いたり、悪たれついたり、「ゴン太」の第一人者です。ともかく目立ちたがり屋で、無責任なくせにリーダーになりたがります。いつもみんなが自分中心に回ってくれなくては我慢できない…タイプです。

私の見解は、彼は親が過保護で、親の期待が過度で、それに応えられなくなると今回のようなことになるのだと思っています。家でも学校でも言えない何かに悩んでいるのでは…と考えています。又、私は教師と親のそんな会話を聞かせたくはないのですが、そのお母さんは子どもに、私の考えとは反して、お母さんは先生にここまで言えるのよ!ってとこを見せたかったみたいです。

 いちゃもんをつける親!、そして万歳先生のように(今回は…)いちゃもんつける先生!もしかしたら、今日の私もいちゃもんにいちゃもんをごねた(?)先生に入ったかもしれませんが…(-_-;)!

 もしかしたら、そうじをさぼったことは確かに悪いけど…叩かれても、自分の中で、自分一人で、消化して自分の考えで意志を通すT君が一番、筋が通っているかも…?

 ともかく、今日はダブルのトラブルでメチャメチャ疲れました~(>_<)!
2008-06-25(Wed)

教室の中の「社会主義」と「民主主義」

 私の勤める小学校は一学年二クラスです。一学年二クラスというのは、どうしても比べられてしまいます。一学年四クラスくらいだと、色んなクラスがあるんだ…で終わるのですが…。

 私は4年生の担任をしていますが、見事に隣りのクラスの先生とは真反対のクラスが出来上がりつつあります。もうひとつの担任の先生は人呼んで「万歳(マンセー)」!…以前にも御紹介した、北朝鮮で国民が『金 日正』に「万歳!」と叫んでる…そんな光景を想わせるクラスです。隣りのクラスの生徒は絶対服従!授業中でも、うちのクラスみたいにワイワイガヤガヤ状態になることは絶対にありません。

 典型なのは、給食の時に給食当番は担任の先生と給食室に取りに行きますが、その間、待っている子ども達はいっさいしゃべらずに座って本などを読んで待っています。もし、しゃべろうものなら…クラスでチェックする子がいて、すぐに先生に報告し、しゃべっていた子は即廊下で立たされます。食べる時は全員が先生の方を向いて、黙々と食べます。勉強もその日のノルマがあって、出来なければ居残り!居残りの子は放課後に又一言もしゃべらずに黙々と勉強しています。

 我がクラスはホントに真反対!授業中は主要科目はさすがに静かですが、図工や書写などは、ワイワイ騒ぎながらの授業で…いつも「万歳」先生に睨まれています。

 掃除の時間は万歳先生のクラスは徹底しています。各それぞれの場所へ、並んで行き、そのたびに万歳先生に一つ一つ指導(命令?)され、これ又一言もしゃべらずに一心に掃除をしています。ところが、我がクラスの子達は…私が見回りに行ってる時はまじめに掃除していますが、いなくなったとたんにサボる子が出てきます。見つけるたびに叱りますが、敵も然る者で…うまーくサボるのです。色んな手を考えて…!私としては、その回転のよい頭を別のところに使ったら!って感じです。

 万歳先生と私は同い年!しかし、相手は30年近くのベテラン!私といえば、ペイペイの経験1年半の講師!当然のことながら、差がついて当たり前の事!真似しようとしても、性格の違いと考え方の違いもあって、はっきり言って無理だと思っています。

 お互いすでにいい年です。だから、直接どうのこうのはありません。ただ、叱る基準が違うのです。なんかもうちょっと子どもにも言い訳させてやってもいいんじゃないかって、私は思います。私が甘いことは自分でもよく分かっています。けんかにしても、両方から威圧感なしに話をよく聞いた上で両方が心から納得するまで待って、自分でなにが悪かったかを自分自身で考えさせたい…と思っています。…う~ん!隣りが万歳先生なら、やっぱり私は甘ちゃん先生かも…?

 ただ、今日は万歳先生、いただけませんでした。掃除をさぼったうちのクラスの子どもT君を思いっきり叱ってられました。うちのクラスの子どもなんだから、横に私も着いていました。すると、掃除中だったこともあるのですが、私の前から「掃除でここで怒ってても邪魔になるから…」という理由で、離れた廊下に一人連れて去り、マジ怒りしてられました。私は心配でついて行きたかったのですが、なんせ掃除中!他の子達も見なければならないので、万歳先生にお任せしました。

 掃除が終わって、教室で待っていると怒られた子が帰ってきました。なんと、なんと!ほっぺが腫れているではありませんか!本人を呼んで聞くと、後頭部とほっぺたを叩かれた…とのこと!話を聞いていると、他の子が「先生、(万歳)先生は去年もT君しょっちゅうほっぺた、平手打ちしててんよ!」と聞き、思わずゾ~としました。確かにT君が悪いんですが…。

 T君に先生に「なんで怒られたか、分かる?」と聞くと、もうどうでもいいや!って感じで、「わからん!」と一言。むか~と来る心を抑え、私は「あのね、T君は先生のクラスの子だから、先生にとってはカワイイ、大事な子なのね。その子が他の先生に怒られてたら、心配で心配で仕方ないのよ!お願いだから、先生に心配で心臓ドキドキさせるような事はやめてね!」と言うと、涙をこぼしてた顔がやっとにこ!っとしました。

 万歳先生の学級指導は完璧です。特に勉強の指導には…。ただ、人の見えないところで平手打ちはどうでしょうか?若輩もの(教師として)の私がこういうのもなんですが、叩くことで相手がよけいに意地になることもあるのではないでしょうか?子どもも怒られた瞬間に自分が悪いということは本人が一番わかっているんです。ちょっと行き過ぎなのでは…?

 前回、「愛のげんこつ」も必要だと言いましたが、限度ものだし、今回の事には「愛」かんじられなかったんです。

 今回の事件で、学級運営にも「社会主義」と「民主主義」が存在することを実感した一件でした。

 「社会主義」はいつかは崩壊するのでは…?と思うのは私だけでしょうか?
ただ、私がクラスを取りまとめる力がないのも確かで、甘すぎるとの指摘も受けています。もっと勉強しなきゃ~(-_-;)!

 でも…私はあくまでも「民主主義体制」でやっていきたいという方針を変える気はありません319
2008-06-23(Mon)

東国原知事 「愛のげんこつ条例」

 宮崎県知事「東国原知事」の『愛のげんこつ条例』、その趣旨は…大賛成です!
今は叩いたり、立たせたりしても体罰にあたります。でも、それって何かおかしくないですか?私の若い頃なんかは当たり前に行われてた事なのに…?

 今の子どもは、言うこと聞かないやつはとことん聞きません。大人を嘗めているというか…しかも昔と違って、親や先生などに「目上」という感覚がないのです。その上相手を見て態度を変えたり…とんでもないやつらが多くいます。

 うちの学校では、頭をはたいたり、立たせたりする先生はいっぱいいます。かく言う私も、パコーンと叩くこともあります。トントン先生何すんねん!…って感じです。

 私が手を出す時は…「人に迷惑をかけた時」と、「危険を伴うことをした時」だけです。
でも、親から文句が出たことはありません。

 要は、手を出された理由が本人が納得していること!それから、私とその子の中に信頼関係が出来ているかどうか…だと思うのです。納得もささず、信頼関係もなければ、「愛のげんこつ」ではなく、それがただの「愛のない体罰」になってしまうのではないでしょうか?

 東国原知事の言われる、「愛のげんこつ条例」「愛のデコピン」「愛のしっぺ」を条例にしたい…という発言の出る世の中っておかしいと思いませんか?教育を条例にすることはホントにおかしいと思います。又、「体罰」が罪になるのもおかしいと思います。

 一番大切なことは、先生と生徒の間に信頼関係が出来ているかどうかだと、私は思います。
2008-06-22(Sun)

「杉並区の天窓転落死事件」に思うこと!

杉並区で痛ましい事故が起きました。

 まずはその事故でお亡くなりになった中村 京誠君のご冥福をお祈りいたします!

 お亡くなりになった方がいらっしゃるのに、こんな記事を書くのは賛否両論あるかもしれませんが、あえて教育現場に身をおいている者としての考えを書かせていただきます。

 何年か前に遅刻しそうになり、校門に走り込んだところに教師が校門を閉めたため圧死した事件がありました。これは言い訳の余地がなく、学校側と閉めた教師に100%責任を問われても仕方ない事件かと思います。

 しかし、今回の場合は全てが学校に責任があるのでしょうか?学校の危機管理が問われていますが…絶対に事故を全て想定することは無理ではないでしょうか?

 先日の新聞やニュースで、他の天窓にも足跡がついていた…とのこと!授業中に屋上を使っていたとのことですが、私も理科の授業で「電気のはたらき」の教材の「ソーラーカー」を走らせるために屋上を使います。うちはたまたま屋上に天窓はありませんが、柵から身を乗り出す子どもがいたりして、ゾーとすることはありました。

 今回の事故の起きた時、担任は屋上から階段を下りる児童を誘導中だったとのことですが、その行動は適切なものだと思います。一クラス何人の学級かは知りませんが、大体35人前後だとしたら…前から後ろまで完璧にチェックすることはなかなか難しいことだと、同じような場面を経験する私としては考えます。しかし、授業中で屋上から下りるなら、「下りますよ!」という指示はあったはずですから、子どもたちも、今なにをするべき時かはわかっているはずです。その中で、勝手な行動をしていること自体、子どもにも責任はあるのではないでしょうか?しかも、6年生です。授業の日である自覚を持てる年です。

 勝手な行動をする子の指導不足があったことは、教師や学校側にもあります。それは確かだと思います。

 私の持ったクラスでも、今回のように不幸にも亡くなる…というような事件はありませんが、ぞ~とするようなことをする子どもはたくさんいます。しかし、いつもの常連さん(?)は教師が怒るだけでは、ハッキリ言って聞きません。…責任逃れで言っているわけではありません。

 なかなか言うことをきかない子、勝手なことをする子…そんな子に中には、障害のせいでそのような行動を起こす子がいます。その場合は、教師と保護者にプラス医療が必要です。しかし、そうでなければ…教師の指導も必要ですが、それにプラス保護者の家庭でのしつけが必要です。

 確かに学校で起きたことは学校の責任ではあります。特に今回の事件のように死者が出た場合は特にです。今の社会では責任は全面的に学校にあるということになるでしょう。

 あくまで今回の事件は別として…今の日本人の考え方が昔のいい意味での「お互い様」がなくなってきて、なんだか表面上だけアメリカナイズされてきているような気がします。場の倫理でなく、個の倫理が優先されてきたような…?日本とアメリカでは元々の文化が違うんですが…。何かが起きれば、マスコミは学校が悪い、国が悪い、社会が悪いと責任を全て公的な場所に持っていっていますが、少し目の前の原因にも着目してほしいな~って思います。

 場の倫理や個の倫理については、私の尊敬する「河合 隼雄」さんの書かれた本を紹介させていただきます。


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今回の事件について書くことは、取りようによれば死者にムチような風に取られそうですが、この先こんな痛ましい事故が起きないように考えていくべきだと思います。

 ただ、今回の事件に関しては学校側、担任の先生にも責任は充分過ぎるくらいあると思います!…が、このケースは100%学校や担任の先生の責任にするのは、私はは少しかわいそうなのではないでしょうか…(-_-;)!
2008-06-18(Wed)

小学校の先生のお仕事 part2 橋下知事にもの申す!

 明日、うちの小学校でプール開きが行われます。そう!夏でーす!
とうとうそんな季節なんだ!と時の早さを感じます。この間、入学式に始業式があったばかりなのに…。職員室では、すでに夏休み中にある運動会のダンスの講習会が話題にあがっています。

 ひぇーい!もう運動会の話かい?

 なんだかあっという間に一年が過ぎそうな…ってのは気が早すぎかな?

  昨日は明日のプール開きの日のために先生全員でプール掃除が行われました。みんな半パンにTシャツ姿で、手にはデッキブラシ。上から2,3人の先生がホースで流す水で、残りの先生達が一斉にプールの中をごしごし!

 ごしごしやりながら、隣りの先生と…せめて、5時間目で授業が終わる日にしてほしいよね!とこぼしていました。プール掃除を始めたのが4時半!でもプールの水が完全に抜けるのに1時間以上はかかるって言われたら、一体何時に帰れるんだろう?でもやんなきゃなんない事はやらなきゃ仕方ないし…。

 大体4年生までは5時間授業の日は、火曜、水曜、金曜。でも火曜日は「チャレンジタイム」といって、5,6年生の算数を習熟度別に各学年2クラスを3クラスに分け、1~4年の先生も全員が5,6年のクラスに入るので、自分のクラスの生徒はかえっても先生は6時間授業の日となるので、実質5時間の日は水曜日と金曜日です。木曜日にはプール開きだから、プール掃除をするとしたら火曜日か水曜日。でもせっかくの5時間授業の今日、水曜日は5年生の研究授業の日で…しかもよその学校から指導役の先生をお迎えしていて、研究授業討議会もあって…昨日しかなかったわけです。

 結局、プール掃除が終わったのが5時半!私たちの勤務時間は5時15分までなのに…ほとんどの先生がそこから仕事を始めるのです。

 小学校の先生の放課後のお仕事は…?テストの丸付け、次の日の授業の準備。それから、なんといっても大変なのが…事務仕事!小学校の先生は中学校以上の先生と違って、会計や学校で使う備品の管理、毎日の給食の管理、転入・転出児童の手続きなど、児童の健康診断の結果は各担任が書き(歯科検診なんて、C1とかC0 とか書くんです。)、チェックする。etc。よく話題になる、給食費未納問題…これだって、各クラスの児童費、給食費、積み立て費(修学旅行や林間など)、PTA会費が銀行から引き落とせなかった児童は担任が現金で集め、計算して事務の方に提出します。これが又、各クラス、払わない保護者がいるんです。そうしたら、担任が電話で督促!私ら、借金の取り立て屋かい…!って感じです。
 
 山盛りの事務仕事を職員室の先生で山分けするので、うちの様に一学年二クラスなんて小規模な学校は、一つの学校の事務量は同じだから一人の先生の事務の量は同じ訳です。

 この仕事するまでは、先生なんて勉強を教えてるのが仕事だと思ってたんですが…おっと!これが大きな間違い!毎日、ヘトヘトです。

 勤務時間は8:30~17:15です。労働基準法からすれば、途中45分は休みがあるはずです。でも実際は給食もクラスで給食指導として、給食を取りに行き、配り、食べる時も全てつくので、休み時間なんてありません。

 朝も8:35には職員朝礼があるので…実際は子どもが小さい人以外はほとんどが8時前には着いています。だって、欠席や遅刻の連絡の電話を受けたり、当番であいさつ当番にあたると当然、8時過ぎには校門に立たなければいけないんです。

 私はダンナや息子が晩御飯の時間にはこだわるので、なるべく5時半くらいをめどにして学校を出ますが、そんなに早く学校を出るからには…当然!仕事はお持ち帰りです。テストの丸付け、ノートのチェックなど…よほど疲れて、私の得意の「眠りババア」のならない限りは…。

 学期末になれば、そんなことも言ってられません。成績つけで、思わず学校で泊まろうかと思うくらいです。

 しかも子どもが怪我しようものなら、心配だから、家に帰っても電話入れたり、昨日の保護者の対応の話ではないですが、電話のやりとり、時にはそこのお宅に伺って話をしたり…とても、時間内には絶対に無理です。

 ところが、ところが…校長先生から去年末に残業時間を記録せよ!とのお達しがあったのです。しかもお持ち帰りの仕事の時間も…!そして、「一ヶ月に100時間以上の時間外勤務がある場合には産業医のカウンセリングを受けてもらいます!」って…!

 はぁ~?って感じです。なんってたって無理ですって!勤務時間内に仕事終わらせろ!なんて…!それも教員って残業手当はないんです。私たち、サービス残業してるのに~(>_<)!時には家族にごめんなさい状態です!

 …なのにです。今年、新学期が始まってすぐに大阪府の橋下知事から1枚の文書が渡されました。簡単に言うと「大阪府財政難の折、給料は引き下げします。御了承ください。」という内容でした。

 なに~?橋下知事、「子どもが笑う、大人も笑う大阪に」とおっしゃってますが、笑えませんって…!あなたはおしゃっている!
 *安心して子どもを産み育てられる大阪に
 *公立小学校に緑があふれる大阪に
 *食育教育の充実で、子どもが伸びやかに育つ大阪に
 *明るく豊かな学校生活がおくれる大阪に
   ・いじめられている子どもの緊急避難や、多様なクラブ活動が選べるよう    に 「学校選択制」めざす。
   ・子どもの笑える明るい学校にするために、教員がリフレッシュできる      制度を創出します。

   ・教員がリフレッシュできる制度が給料の引き下げでか?

 なんか、訳わかりません。はっきり言って、残業の時間の記録をする時間自体負担になってるくらいなのに…(-_-;)!

 しかも、35人学級もやめて増やすと言ってらっしゃいます。…なにが、リフレッシュですか、リフレッシュどころかストレスばりばりです!

 なにも給料が少なくなることにこだわってる訳ではありません。…うーん、少しはこだわってるけど…給料減らすなら、代わりに時間をください。リフレッシュ出来る時間を…!教師を追い込んでも、得はないと思うんですけど…!教師が精神的にゆとりがあってこそ、いい教育ができると思うんですけど…?それで、子どもは笑えるんでしょうか?

 なんか、橋下さん!現場わかってないんじゃ~ないんですか?公立小学校に緑を…なんて言うなら、その前に砂場のネコのおしっこ(意味の分からない方は以前に書いた「小学校の先生のお仕事 part1 」を読んでください。)をどうにかしてくださいよ!!!!!

 
2008-06-16(Mon)

保護者の苦情対応マニュアル その① 「モンスターペアレント」

 最近よく話題になる、保護者からの無理な苦情・要求が問題になっています。実際に学校の現場にいると、ここまで言うか?”という場面にたびたび、いえ!しょっちゅでくわします。

 私は一昨年の11月の末から今の学校に初めて講師として働き始めました。その時の事は以前にも書きましたが…。それまで担任をされてた先生が病気になられたのも納得出来るほど、ひどい状態でした。あちこちでけんかが起こり、それに親がいっちょかんでくる。すると今度は親同士の対立となり、最後には決着がつかなくなり、最後には先生が悪い…という結果に親がもってくる。それで、私の前の先生は新任で若いということもあって、疲れてしまわれたみたいです。すると、今度は途中で別の先生に変わるとは何事だ!という最中に事情も知らず、私が教育委員会や校長…通称「ピコ」(私の中のいいグループではそう呼んでいます。)にだまされた(?)わけです。

 最初はそんな深い訳も知らず、なんとか保護者と良い関係を築きたいと必死でした。たまたま、私が年取ってたのが幸いしてか…ビジュアル的におばちゃんでベテランに見えたのが幸いだったのか、12月の年度末には普通に話せるようになりましたが…それまでは大変でした。その年は最後には保護者からの苦情や要求も出なくなりました。…自分の子どもの「相談」というのはありましたが、前向きな相談でした。

 次の年は、1学期は色々ありました。ここでは具体的な話は省略しますが…(又、機会があればお話します)…そりゃ、こんなこと担任に持ってくるか~?って話もありました。しかし、2学期、3学期と進むにつれ、お互いに関係が築かれだんだん楽になっていきました。…が~!です。それまでの保護者の文句(あえて、私はこう呼ばしていただきます。)は尋常なものではありませんでした。ただでさえ、忙しいこの仕事に、この上ここまで要求するか~?って内容のものが多く、ホント!教育委員会もどうにかして!って感じでした。

 そして、やっと出てきました!

 大阪市教育委員会から、「要望・苦情等対応の手引き―保護者とのいい関係を築くために―」という保護者対応マニュアルが、教職員に出ました。

 実際にこのマニュアルを手にするまでに、ニュースで取り上げていたのを見ました。このマニュアル本の中の第2章に書いてらっしゃる、大阪大学大学院の小野田 正利教授の話です。

 今世の中で「モンスターペアレント」と言われているが、「モンスター」とは呼ばないこと!それは、親は「化け物」ではないから…。そう呼ぶことはその親の人間性を否定することになるからだそうです。人間性そのものを否定すれば関係構築が不可能になるからだそうです。まずは「向かい合うべき課題」と「聞き流すだけでいい話」そして「適切な距離を保つ必要のある問題」…それを見定めるために、まずは話を聞き、「怒りの源」がどこにあるかを見て取る姿勢が必要だということだそうです。無理難題要求とは、大阪弁でいう「イチャモン」と呼ぶことで…その人を否定するのでなく、その人が
イチャモンをつける背景を見据えながら、共通の議論の土俵にあげることを目的にしている…と書いてありました。
 
 要は、
イチャモンをつけて来るには、そこには家庭環境やその人の子どもに対する思いがあるわけで、それを理解した上で、そしてそのバックに抱えてくる背景もひっくるめて、同じ位置で聞くことが大切だということだと思います。

 実際に保護者だけでなく、子どもも自分のバックボーンを抱えて学校にやって来ることは、現場にいる者としてはホントによく分かります。私が以前、めちゃくちゃ怒っていた校長…「ピコ」が一度だけ(?)良いことを言ったことがあります。
「子どもはランドセルの中に勉強道具だけを抱えてくるのでなく、家庭の色んな、重たい問題も抱えてくるんです!」と言ったことがあります。…うーん!ピコもめずらしく良いこと言うな…?って思いましたが…。

 小野田教授の言われていることはもっともだと。私も納得します!ただ、今の小学校教師は忙しすぎて…?????


 う~ん?そんな余裕はあるのかな…?

でもでも、そう努力していかなくてはいけない事も身にしみて感じてます(-_-;)!
2008-06-14(Sat)

親孝行

 今週の始めに実家の父が倒れました。夜中に救急車で運ばれ、今入院しています。右の脳で出血があったのです。私が知ったのは入院した2日後!父も母も私が忙しいことが分かっているので、躊躇したようです。結果的には命に別状はなかったので、今日病院に行ってきました。

 私が病院に着いた時にはぐっすり眠っていて、起こすのがかわいそうで母としゃべりながら起きるのを待っていました。

 母が言います。「やはり娘ね~!お父さん今日あなたが来るのをずっと待ってたのよ!ご飯食べるのもエネルギーがいるみたいで、ご飯の後はいつもこんなふうに寝てしまうのよ~!」

 そんな言葉を聞くと、なんで平日でも車飛ばして夜に来れたのに…(-_-;)!と後悔してしまいました。ホント、私ってフットワーク重いな~(;_;)!

 右手を握ると、寝ているのに握り返してくる。寝ていても不安なんだろうな~っていう父の気持ちが手を通して伝わって来ました。

 昔から言葉の少ない父だったし…話すとしたら、母とばかりだったからあまりコミュニケーションもなかったから、手をつないだりした記憶もあまりありません。ただ、ずーと優しい父だけど…。

 寝ている手を見たら、爪がのびてたので…手と足の爪を切ってあげました。すると動きにくい左手をひらくとプーンと臭いが…。動きにくいので、ずーと握っていたせいか、悪臭がします。タオルをしぼって、拭いてもダメ!石けんで洗ってあげたいけど、看護士さんになんか当て付けみたいで…考えた挙げ句、持っていたユーカリエキスのウエットティッシュで手のひらだけでなく、指の間もていねいに拭いてあげました。ユーカリの匂いでマシになったみたいです。

 もともと冷え性の父は日頃から寝るときも靴下ははいて寝る人なので、爪を切った後靴下をはかせてあげていると、母が「爪切ったり、靴下履かせるの難しくない?」と聞いてくるのですが、なんかその辺は、私は慣れています。だって、うちの姑は若い頃から足が悪くて、爪は自分で切れないし…靴下も履けなかった。それを何年もやってたんだから慣れたもんです!

 勝手なもので…
姑の世話をしていた時には心の中で文句タラタラだったのに、こんな状態になると反対に感謝!姑で練習してたから、今父にいろんなことを苦なく出来るんですから!

 おばあちゃん(
姑)に心から感謝!おばあちゃんにやってあげてた時は、口にださなくても…きっと私、不服そうな顔してたと思うから…m(_ _)m!マジに、ごめんなさい!

 そうしているうちに、父が少し目を開けました。「お父さん!私、分かる!」って言うと「うん!分かるよ、当たり前や!」と言って、ぎゅーと手を握って離しません。だから、私もぎゅーと握ってあげました。話すのがしんどいから手で気持ちを伝えてきているような気がしました。

 長い間、ずーとその状態で…そろそろ帰らなくてはならなくなって、「そろそろ帰るわね!又来るから…!」と言うと、父の顔が苦しそうな表情に変わる。後ろ髪引かれる思いだが、「ホントに又来るから…!」ともう一度言うと、「うん!わかった。ありがとう!」と一言!

 そんな素直に言われるとつら~い!絶対に来週の週末もくるからね!って心で思いながら病院を後にしました。

 帰り道、私は初めての親孝行させてもらうんだ!って思いました。そして、明日には
姑にも会いに行こうと思いました!



 
 
2008-06-13(Fri)

続 介護職問題にもの申す!

 ここんとこ暑くて、おばさんは少しバテ気味で…「眠りババア」になっておりました。例の如く、仕事から帰って少しだけ!って愛用のマッサージ機の上でうとうと…そのまま朝までぐっすり!どんだけ寝るねん!って感じです。

 それはさておき…Nemoさんやejnewsさんのコメントを読んで、もう少し介護職について書いてみたくなりました。

 まずは私が「介護福祉士」を取ろうと思ったきっかけは、以前に書いた「介護の日々」に書きましたが、姑の認知症を深く知りたいという気持ちと同時に少しの時間でも
姑から離れたいという気持ちからでした。

 しかし、もうひとつ!介護職を通して、私の本当にやりたかったことがありました。

 大学で初等教育学を専攻したにも関わらず、すぐに教師という道を選ばずに臨床心理の世界に飛び込みました。…うんん?飛び込んだというよりはかじったってとこですけど…(苦笑)。

 臨床心理の世界って、とても魅力的で…中途半端で離れてしまった今も、私にとっては永遠のあこがれの世界です。実験心理にない、科学的ではないのかもしれないけど、人間の数だけ心の種類があることを実感させられる。いろんな人の心と出会える、とてもおもしろい心ひかれる学問だと思っています。

 私の介護職を取ったもうひとつの理由は、「介護」に「臨床心理」を取り入れられないかな~?という発想を持ったからです。たとえば、認知症の老人の問題行動にはその人なりの心に裏打ちされているのではないか…?それを心理面からフォロー出来るんではないかと考えたのです。
 友だちには言われました。「同じするなら、なにも介護職でなく社会福祉士をとるとか、大学で老人心理を勉強するとか。介護士なんて、下の世話までするのよ!なにもそこまでしなくても…。」と言われましたが、私は学問として机上の理論を立てるのでなく、現場で身を持ってお年寄りの心に触れてみたい、又介護する側の介護職、家族の心にもふれてみたかったからです。

 介護福祉士を取るなら、べつに専門学校でいいわけですが、大学なら心理学の先生もおられるでしょうから、いろんな情報もほしいために社会人入学で大学を選んだのです。

 そして、若い子達の中でひとりおばさんが存在する2度目の大学生活がはじまりました。若い同級生には「ママ」と呼ばれながら…

 授業が始まり、平日は大学!そして、介護に臨床心理を取り入れるために月に1回、土曜日に新幹線に乗って、東京の「慶生会老年研究所」にセミナーを受けに行っていました。この
「慶生会老年研究所」という所は、私の希望通りの認知症のお年寄りの臨床心理学を学びました。しかし、そこは実際に認知症の方にカウンセリングをしてらっしゃいますが、現実問題として色々問題のあることも学びました。最大の難関は、カウンセリングが値段が高額であることです。当然、介護保険外のことですし、健康保険も効かないことです。

 大学でも、私が考えていることを心理学(臨床心理ではありませんが…)の教授や社会福祉の教授にも話してみました。

 結論は無理とのこと…。私の考えが甘いことを思い知らされました。ただの理想論の如く言われました。

 なぜ無理なのか…結局は心理の世界と福祉の世界は相容れないのです。心理はあくまで人の心が主体ですが、福祉は福祉制度を使うことが主体です。そして、両方が自分の分野のほうが必要だ!という自負があるのです。早く言って
、仲が悪いのです。

 社会福祉学の先生に言われました。「現実は人に話を聞いてもらうよりは、1本の注射のほうがお年寄りには必要なのよ!」と!

 それは確かに私も納得します。

 結局、私が何をしたかったかと言うと…看護士は昔は同じように医者の補助の位置にしかなかったのが、ナイチンゲールの時代から100年以上かかって、やっと専門性が認めてこられるようになりました。昔は看護専門学校しかなかったのに、今は看護大学まで出来、看護の専門性が認められてきたのです。

 100年以上もの長い何月はかかったものの、看護には専門性があったから認められたなら、「介護」にも専門性を持たせるべきだと私は考えます。その専門性に臨床心理学が必要なのではないでしょうか?

 法律的な社会福祉制度に関しては、介護の世界に社会福祉士さんがいらっしゃるので、お任せして…、介護職が一番利用者さんに関わるのですから、臨床心理学を取り入れ、お年寄りや家族の精神的フォローするということを介護の専門性の中に取り入れられないのでしょうか?

 普通、臨床心理のカウンセリングは保険もきかず、高額です。しかし、介護職の人たちがそのカウンセリングを学び取り入れることで、介護の専門性の価値が上がるのではないでしょうか?

 介護保険が導入されて介護士と呼ぶようになる前の「寮母さん」と呼ばれていた頃から、お年寄りの心の対応はそれぞれの経験だけで行われていました。それでは介護職の中で理論化されず、その人その人の感覚で行われるのでバラバラです。だから、後進の人たちにも伝えていくのはむずかしいのではないでしょうか?

 私は、介護職に専門性を持たせることで、肉体労働者状態の介護職の地位は高まると思います。そうなれば、介護職につきたい人も増えるのでは…って考えはただの夢で、やはり「私は夢見るおばさん」なんでしょうか?

 

 


 
2008-06-11(Wed)

介護職の問題にもの申す!

 今、介護職員が足りなくて、インドネシアから「介護福祉士」の資格を取るという条件で日本で働くという話が浮上しています。

 私はなんかおかしいと…もの申したい!

 今から6年前私は社会人入学で短大に行き、「介護福祉士」の資格を取りました。当時は介護保険が導入された頃で、私の周りでは介護福祉士まではいかなくとも、ヘルパーの資格をとるのがブームになっていました。地方自治体でのヘルパーの講習も満杯状態!その頃資格を取った人達がいっぱいいるはずなのに…?


 介護の仕事は、日本の風習でしょうか?本来は家族がするもの…主に嫁がすべきものとされてきました。しかし、世の中が変わり、働く女性も増え、家での介護が難しくなりました。介護保険が導入でそのサービスを使うのも当然の権利にはなってきましたが、介護の仕事は家族の肩代わり…という考えがまだまだあるように思います。…すなわち家族でも出来る程度のものとして、介護職の賃金が安すぎるのではないでしょうか?


 うちは姑が施設でお世話になって、実際に介護職の人たちの仕事を間近にみているのですが…とてもじゃないけど、素人に出来るものではありません。ホントに過酷な仕事です。


 要介護の高い人と要介護の低い人では、同じサービスでも値段が違います。施設側としては、要介護の高い人を受け入れるほうがもうかります。そうすると、要介護の高い重症な人が多く入所すると、同じ賃金でも介護職の人はよけいに過酷さがましています。


 もっと介護職の賃金を上げるべきだと私は思います。


 それから、介護の現場ですが…。
私が6年前に介護福祉士の資格をとるべく、実習に行った時の話です。
実習でいろんなことを教えてもらうために行っているのに、教えてくれる指導者の不親切なこと!
これにはびっくりしました。私の若い同級生も行った実習施設はそれぞれ違うのにもかかわらず、みんな泣いて帰ってきました。ともかくえらそうで、いじめとも言える状態でした。

 これでは、この後介護士になろうという人は育ちません。介護実習では、後進の人達に介護の仕事ってこんなに楽しくて、やりがいのあるものなんだよ!って身をもって教えるべきではないでしょうか?こわい顔で、きつい言葉で、いつも実習生の前ではこわばった顔(利用者さんの前ではやさしいのに…)そんな現場見て、やりたいとは思わなくなるのでは…?

 しかし、これにも理由があるんです。あまりにも過酷すぎて、実習生にあたるしかない。また、介護士になった人も実習では同じ経験をしてきているのです。いじめの連鎖です。しかも、老健などは(私は特養、老健3カ所回りました。)身分格差があり、てっぺんは医者、次は看護士、そして最後、一番下が介護士なんです。一番現場でこきつかわれて働いてるのが介護士なのに…。


 そりゃ~やめたくなる気持ちわかります!


 国も国内で人材が足りないから外国からなんて考えないで、国内のそれも現場を把握して改善すべきなんではないでしょうか?


 あ~私が年とって、介護でお世話になる時に感覚や国民性の違う外国人に介護されるなんて…


      まっぴら、ごめんです!
プロフィール

tonko

Author:tonko
 50才から小学校の講師をしています。
写真大好き!お料理大好き!フルートや歌を趣味とする大阪のおばちゃんのおばちゃんです。

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