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2010-01-16(Sat)

今どきの若者!~先生が泣いた~

 こんなタイトルで記事を書くなんて…私も歳を取った証拠ですねこの仕事始めてから、いろんな若者に出会ってきました。私の歳ですから、ほとんどが私より若者なのは当たり前のことです。一応、年下でもこの仕事では先輩の若者がほとんどなので、口に出して言うまい!言うまい!と自分に言い聞かせてきましたが、どうも最近頓に「今どきの若者」〓「ユニークな若者」に出会い過ぎて、口に出さずにいられなくなりました。

 なんと言ったらいいのでしょうか?最近の若者は良いように言えば、人に左右されず、自分の考えを持っている!って感じでしょうか

  しか~し、自分の考えばかりで、空気が読めないのです

 同僚の講師のSさんはバリバリ民間で20年も働いてきた先生ですが、いつも若者にキレまくりのその先生から私は若者に甘い!キャパが広いね~って言われています。

 その私がです昨日ちょっとばかし、キレちゃいました

 その人は、私が今メインで担当しているT君の4年2組通常学級の担任W先生です。この先生については過去の記事『子どもに教えなくてはいけないこと!』にも書きました。

 あの『つねり事件』以降はそれなりにW先生も頑張っているな~!って思っていました。細かいことは目をつぶり、おせっかいおばちゃんにはなりたくないので、出来るだけ控えめにフォローしていたつもりでした。

 私の担当のT君は1,2学期は丸々付きっきりの支援をしてきました。しかし、お母さんが(もちろんT君も)がんばってくださって、『以前の記事』で書いた「登下校時の自立」の話以来、その通りに実行して…いつも相当な遅刻常習犯だったのに、とうとうお母さんの付き添いなしで集団登校するようになりました。ただ、集団登校の時に一緒に弟君が側について頑張ってくれてますが…

 連絡帳も2学期の中頃から連絡帳を、それ以前は「なぞり」(赤鉛筆で支援者の書いた字を上からなぞる)で字を書いていた子が…最初は私が1字ずつ口頭で言うと、T君が1字書くことから始め、今では一人で黒板を見て書き写しをすることが出来るようになりました。急激な進歩にこちらが驚くほどです。給食も1学期の最初は目を離せば手づかみで食べていたのに、今ではお箸で完食するようになりました。そこで、試しに3学期は横にベターと付かず、見守りで行くことになりました。その上、諸事情があり…一人通常学級で過ごす時間もあります。ただ、1日通常学級にいるとT君もストレスが溜まるのを配慮して、私が学級から抽出する時間を2時間設けましたが、そして私ばかりでなく、色んな先生にも見守りで入ってもらって、誰にでも慣れるようにと…。

 その方向で、W先生にも散々お願いしました。細かいことも打ち合わせて3学期をスタートさせたはずなのですが…私はもうひとりのR君とダブルで見ているので、たまに入り込みで授業の途中で入っていくと、T君の存在はほったらかし状態でなにもやっていないのです。たまたま入った図工では他の子たちはひたすら図工に取り組んでいるのに、T君はなにもしていなくて、フラフラと歩き回っています。「T君のは?」と聞くと「どうしましょう?」って返ってきました。

 なにが、どうしましょうか?じゃ~
私のかわいい子を~

 …と内心は思いながら、顔はにこやかに「では、なかよしの教室でさせますね!」と抽出授業に変更

 朝一の授業では長々とW先生が「先生、昨日の夢で妹が殺される夢見て、慌てて朝、妹にメールして…」etc…と訳の分からないことを話します。T君は訳分からないから手持ち無沙汰です。この子は抜毛傾向が2学期から出ていて、こんな訳分からない時間長時間続くと間が持たずに抜毛を始めるのですが…W先生は気づきません。

 そして、昨日のことです。帰りの用意のために教室に入って行くと…W先生の横でN君と女の子が話し合っていました。女の子は泣いています。周りの子にそれとなく聞くと…私があまり入らなくなっている間に女の子たちがN君を嫌って一悶着あったようで、それがたまたま今日はその女の子ともめたとのことでした。

 N君は以前、T君の「つねり事件」の主犯格の子で…すぐにキレて暴れる子です。そんなこと、以前から分かっていたことで、女の子に嫌われるのは当然です。それをこの1年ではW先生は治められなかったのです。←と私は思ってます。

 まだいっても4年生。しかもそんなタイプの子に子ども同士で話し合いさせて決着がつくわけありません。私はサッサとT君に帰りの用意をさせて、なかなか終わりそうにない事態なので、T君の側にいました。みんなももう帰りの用意は出来ています。クラスの子も暇を持て余して、ザワザワ状態

 そんな時です

 突然、W先生が前に立って、「先生は悲しい」と泣き出しました。それも手の甲で目をこすりながら…まるで子どもです。W先生はうちの長男と同い年ですが…我が子でもこんな泣き方、いえ!泣くこと自体に想像はつきませんでした

 そしてそれから、延々と語り始めました。

 「君たちは前のふたりがまだ帰りの用意をしていないのに、気を利かせてやってあげよう!という気持ちがないのが悲しい~。そして、こんなに男の子と女の子が仲が悪かったことに気が付かなかった自分に腹が立つだいたい今はどういう時間だ!帰りの用意の時間なのに、いつまでもしゃべって空気を読めよ」と…。

 訳分かりません…まず、生徒の前で泣くなんて、しかも泣くようなことか~あんたが空気読めよ

 自分の反省はひとりでしてください

 もうどうでもいいや!って思い、

 T君に「T君、いつもみたいに泣くなよ!って言ったら?」と言うと…

 「無理だよ~」って返ってきました。

 T君の方がよほど空気を読んでるようです

 今、夜中にひとり、缶チュウ杯を1本グイ!と飲みながら、「個別の指導計画」を書き換えようかと思っています。


すみません新春早々のトントンおばさんの『初ギレ』でした


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2010-01-11(Mon)

去年を振り返って!

 ご無沙汰しております。2ヶ月ぶりの記事更新です。まずは遅ればせながら…

 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い致します

 …と言いましても、去年末には記事の更新がなかなか出来ず、このままブログをやめてしまおうかと思っていました。しかし、これで挫折するのもイヤなので、今年になり続ける決意をしました。

 去年は一言で言って、ホントにしんどい一年でした。最大の原因は新しい学校に慣れず、初めての「支援教育」に慣れず…ストレスバリバリでした。新しい環境に慣れるのは、この歳にはきつかったようです。

 鼻炎デビューに風邪も何度もひき、腰痛に五十肩、年末には中耳炎と外耳炎の併発←今になれば全てストレスからのような気がします

 周りの先生も「転勤して新しいとこに来ると、みんなそうよ!」と私の気持ちを分かってくださるのですが、そんなあたたかい人たちに囲まれてしあわせなはずなのに(前の学校と違って…)

 しかし、去年の4月から「支援教育」に携わることで…今はホントに良かった!って思うようになりました。「特別支援教育」は教育の原点だと言われる意味がなんか分かってきた気がしてきました。

 個別にその子には何が必要か?それは通常学級での一斉教育と違って、あくまで個別の基準に立って考えることが出来るようになってきました。「個別支援計画」も正直、書くのが憂鬱でした。何を書けばいいのか?分からずに以前の個別計画をパクって書いたりしていました。しかし、今回は自分が担当の子にはこうなって欲しい!こうしたい!という思いが湧いてくるって感じで私オリジナル(?)の個別計画が書けました。←ただ、思い入れが強くて要求度が高いのでは?と悩みましたが…しかし、子どもに要求するからには私も覚悟して頑張らねば~とこの連休に自分に気合いを入れました(苦笑)

 あとは人に対する「気遣い」ということを、この歳にして学びました。支援することは(←以前にも書いたかもしれませんが…)支援学級の子どもたちにだけでなく、その保護者やその子の通常学級の担任の先生も支援する!ということを思い知らされました。

 支援学級の保護者は、ホントにデリケートな人が多いのです。でもその保護者…お母さん、お父さんの精神状態が安定していなければ、それがその子にもひびくのです。

 最近すごく思うのですが…通常学級の担任をしている若い先生には1度は支援学級を経験して欲しいと思います。「支援学級」に対しては未だ、保護者や支援学級を経験していない先生たちに差別意識を感じます。最近の若者(先生)だけとは言いませんが、支援学級の子どもを通常学級の自分のクラスの子どもという意識が低く、支援学級の先生が見るものだと誤解している人が多いように思います。

 1度経験すれば、この私の思いが分かってもらえると思うのですが…。

 夜中にこうやって書いているとどうしてもあれもこれも書きたいと長くなりますので、そろそろやめます。1度の記事を長く書こうとすることで、ブログも続かなくなりそうなので…これからは気軽に日記代わりにサラーと書くことにします。

 ともかく、やっと「特別支援教育」というものがおもしろくなってきました。なんだか、3学期は楽しく過ごせそうです

 しかし、去年はホントにしんどかった~


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 50才から小学校の講師をしています。
写真大好き!お料理大好き!フルートや歌を趣味とする大阪のおばちゃんのおばちゃんです。

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