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2009-02-10(Tue)

ボクをなんで産んだん?

 毎週週明けは休み中に子どもたちは不規則な生活をしているためか、なんか毎週ザワザワと落ち着きません。昨日も例にもれず、子どもたちは落ち着きがありませんでした。

 昨日は「フッ化物塗布」がありました。1組さんから始めるので、うちのクラスはいつもやっている2時間目と3時間目の15分休みの全員遊び(うちの学校は2時間目と3時間目は他の休み時間より5分長いので、曜日ごとに遊びをみんなで決めて、全員で遊ぶ時間にしています。)が出来ませんでした。しかも、その日はみんなが一番大好きな「ドッヂボール」です。子どもたちはただでさえイヤな「フッ化物塗布」をしなければならない上に楽しみにしていた「ドッヂボール」が出来ないとブーイングの嵐

 そこで、私は静かに「フッ化物塗布」を受け、受けた後30分はうがいをしない約束を守れたら、5時間目の体育で「ドッヂボール大会」をしてあげる約束をしました。しかし、S君、O君、T君、M君のやんちゃ四人組が約束を破り、挙げ句に授業中も騒いだりしたので、その4人は「ドッヂボール」禁止で、体育の時間は見学を言い渡しました。

 すると、4人が「すみませんでした。これから気をつけるのでやらしてください!」と真面目に頼んできました。今回の「ドッヂボール」は男女対戦にすることにしていたのですが、これから気をつける!…とのことで、(内心、信用はしていなかったのですが、確かに「フッ化物塗布」は子どもにとってイヤなことなのに、一応は頑張ったので…)男女対戦ということもあり、利き手でない方の手でしか投げない!というハンディを負うということでゆるしました。

 みんな、「ドッヂボール」は大好きで、その様子を見ていると…ホントに楽しそうでした。目が輝いていて、見ているだけのこちらまでとてもいきいきしている子どもたちのおかげで楽しい気分になれました。

 ところで先日、最後の授業参観で「二分の一成人式」をするべく準備していることを書きました。探していた「アンジェラ・アキ」の『手紙 拝啓十五の君へ』のカラオケ伴奏は「fountainheadさん」のおかげでGETすることが出来ました。もうひとつの「君をのせて」も伴奏をCDでGET出来、音楽は準備はOKです。後は参観日当日に読む作文の準備です。

 体育が終わって、その後の6時間目に歌の練習をして、それから作文の説明をしました。

 「参観当日に、一人ずつ作文を読んでもらいます。一つの作文の中に、まずは自分を育ててくださったお母さん、お父さん、おばあちゃん、誰にでもいいので、ここまで大きくしてもらった『感謝』を書いて、その次に、10年後の二十歳にどうなっていたいか?どんなことをしていたいか?という『夢』を書いてもらいます。」と説明をしました。

 すると、O君が

 「先生!オレな~、オカンに『なんで、ボクを産んだん?』って書くで~!」というのです。

 彼はヤンチャですが、他の子より少し精神年齢が高いのか、今「反抗期」の真っ只中です。お母さんとのトラブルが頻繁で、母子家庭だけに、お母さんがひとりで受け止めなくてはならずに大変です。

 「O君、お母さんになんでO君を産んだことを聞きたいの?」と聞くと、

 「生まれてきたくなかった!」と言うではありませんか…!

 色んなことがあることは、お母さんからも聞いていますが、彼のヤンチャはこの言葉を借りて、彼の気持ちを表そうとしているような気がしました。

 「O君、お母さんに産んでもらって良かったな!ってことあるでしょ!」

 「ない!」

 「そしたら、さっきのドッヂボール楽しかったんと違うの?」

 と言うと、グッとつまりました。

 「ホントはドッヂボール!出来ひんはずやったのに、先生に頼んでまで『やりたい!』って言ったん
 は何で?ドッヂボールが好きで、楽しかったんと違うの?お母さんがO君を産んでくれたから、
 その楽しいドッヂボール出来たんとちがうの?」

 と言うと、べつの男の子が…

 「でも、先生!生まれてこーへんかったら、元々そんな楽しさ知らんかってんから、知らんかった
 ら、楽しいってことも知らんねんから、いいんと違うん?」

 と言うので、O君に…

 「そしたら、O君はドッヂボールの楽しさしらなくても良かったん?今いきてるから、楽しいこと知っ
 たんと違う?楽しいこと、全然知らなくてもよかったんやったら、今度からドッヂボールするの
 やめる?(←ちょっと、ムチャクチャな理屈だたかも…?)」

 「ウ~ン!」とO君、唸って、だまってしまいました。

 「O君!どうしてもそう思うんやったら、そのまま書いていいんよ!それが今、O君の思ってること
 なんやから…」

 「ボク、10年後は暴走族になってるかも?」

 「いいんとちがう?ホントにそう思うんやったらね!」

 「ギャングエイジ」と言われる10才!O君はまさにそのようです。でも、私は型どおりな作文は書いて欲しくありません。端から見れば、ムチャクチャでも…ホントにその時そう思うなら、それでも良いと思っています。彼は多分、ホントはそうは思ってないかも知れません。でも10年後にその自分の書いた作文を読み返した時に、「へ~ボク、そんなこと思ってたんや!」とか、「ボク、無茶言ってたんやな~!」とか思ってくれたら、それで良いと、私は思っています。

 「二分の一成人式」は今がどうでなく、後で振り返った時に、その子がどう考えるか?…の方が大事だと思っています

 さて、O君実際にはどう書くのでしょうか…

 そして10年後、どうなっているのでしょうか

 そして、それが今から楽しみです


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 50才から小学校の講師をしています。
写真大好き!お料理大好き!フルートや歌を趣味とする大阪のおばちゃんのおばちゃんです。

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