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2009-08-12(Wed)

『カリスマティック・アダルト』と「人生最大の贅沢」!

 今回でDVDでの竹田先生の講演会の記事は最終回です。他にもお知らせしたいことはいっぱいあるのですが…。最後に私がこんな存在になれたらな~ってあこがれの話です。

 『カリスマティック・アダルト』という言葉は、みなさんはご存じでしたか?私は今回のDVD研修で初めて知りました。しかし、言葉としての意味は単に日本語に訳したら、分かる気はしましたが…。私の想像より大きな存在でした。

 発達障害の人には早い時期に「自分を理解してくれている」人物が必要だそうです。モデルになる人がいる!→あこがれの人、大人になったら「あのようになりたい!」そんな存在の大人を『カリスマティック・アダルト』というのです。

 そんな存在のある子はなにか問題を起こす時に『カリスマティック・アダルト』の人の顔が浮かび、やめておこう!とガマンが出来るのだそうです。特に大人になった時、親・教師が『カリスマティック・アダルト』の場合には犯罪抑止力となる!というのです。

 残念ながら…親が『カリスマティック・アダルト』になることは少ないそうで、大半は先生がその存在になることが多いそうです。

 その反対に『カリスマティック・アダルト』に出会わなかった具体的例が池田での事件、奈良での事件、寝屋川での小学校の先生を刺した事件など…etc.それ以外にも色々な少年の事件が起きました。寝屋川の事件の法廷傍聴をしていた『産経新聞の記者さんのブログ』に詳しく載っていますので、特にお知りになりたい方は御覧ください。

 上記の事件以外にも色々な事件について載っているのですが、そんな事件の犯人となった少年たちは全て「高機能広汎性発達障害」だったそうです。誤解のなきようにしていただきたいのですが…「高機能広汎性発達障害」の人が必ず事件を起こす!と言っているわけではなく、それらの起こった事件の犯人が「高機能広汎性発達障害」だったということです。

 典型的な事件が寝屋川での事件では、小学校を卒業してから、小学校時代に自分が理解されなかった記憶がフラッシュバックして、そんな事件に繋がったようです。だからといって、許される事件ではありませんが…。犯人の17歳の少年には『カリスマティック・アダルト』の存在になる人に出会わなかったことが不幸としか言いようがありません。

 「アスペルガー」「高機能」の子たちは知能は他の子と変わりはないどころか、高い子もいます。知的に障害がないために、周りの子たちから見ればただ「ヘンなヤツ」「付き合いにくいヤツ」という風にしか映りません。私は最近そんな子どもが支援学級でなく、通常学級で増えてきていることを実感しています。そういう障害があることに、「知能が高い」ということだけで、親が見逃しているような気がします。なんだか勉強さえ出来れば!と考える親が増え、自分の子どものコミュニケーション能力を疑う親が少なくなったような気がするのは私だけなのでしょうか?

 『WISC-Ⅲ』の講習会で知り合った高校生を持つ小児科の女医さんとお話させていただいた時におっしゃったことですが、その方が言われるには「自閉症、アスペルガー、高機能って最近増えたように思うけど、実は昔からそんな人はいたと思うんです。昔、よく『職人気質』と言われ、ひとつのことに秀でた物を作っていた人がいて、そんな人がよく昔の卓袱台をひっくり返してあばれたりする話聞くでしょう?でもそんな『職人気質』と言われる人って、ある意味、アスペルガーとかADHDとか自閉的傾向のある人なんじゃ~ないか?って思うの。でもその人たちは自分の得意分野で、好きな仕事が出来て幸せだったと思うけど、今の子どもたちって…親が勉強さえ出来ればって、勉強が出来ることばかりに気が行って、その子になにが向いているか?なんて考えてないんじゃ~ないかしら?」と言われ、思わず納得してしまいました。

 そんな障害はやはり早期の気づきと理解』が必要ではないでしょうか?早くその子を理解することで、その子になにが向いているのか?を考えるべきで、子どもは勉強さえ出来れば良い!というわけではないと思うのです。いえ!勉強でも何でもいいから、何が好きで何に向いているのか?その子の特出していることはなにか?その子の秀でている所を見つけるための支援が必要なのではないか?と私は思います。勉強でえらくなることだけが、その子のしあわせだとは限りません。

 このことは、障害があるか?ないか?という問題だけでなく、全ての子どもに言えることだと思っています。私事ではありますが…私は3人の愚息に小さい頃から「人は自分の好きな仕事をして、その仕事で…たとえ少ないお給料でももらって、そのお金で生活出来ることが『人生の最大の贅沢』だよ!」と言い続けてきました。お陰様で3人共、三人三様の道を進んでいます。自分で稼いで独身を謳歌しているのは長男だけですが、下の2人は目標に向かって進んでくれています。

 プライベートな事は横に置いておいて…子どもを理解する!ということはホントに大切なことだと思います。そして、子ども自身が「この人は自分のことを分かってくれている。分かってくれているこんな人に自分はなりたい!」というような存在の『カリスマティック・アダルト』がその子にいるか?いないか?で、その子の人生は180°変わるわけです。

 縁あって、講師という立場ではありますが…教師という仕事をしていることが、私の「人生最大の贅沢」です。そして、子どもにとっての『カリスマティック・アダルト』になることが出来れば、私の「人生最大の贅沢」かもしれません。

 テヘッ!ちょっと夢が多きすぎるかも…


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 50才から小学校の講師をしています。
写真大好き!お料理大好き!フルートや歌を趣味とする大阪のおばちゃんのおばちゃんです。

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