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2008-07-28(Mon)

ランドセル?…子どもの背負うもの!

 金曜日のプール当番とプール掃除のおかげで水着の跡形がくっきり!友だちに、「仕事焼け…?」って言われ、改めて私は肉体労働者だと実感しました。お風呂に入るとお湯がヒリヒリ痛み、次の日は足の裏が一番白いのにはビックリ!昨今は肌を焼くのは皮膚ガンの元…って言われるのに~!まさか、学校のプールに日焼け止めを付けるわけにもいかず…うちの校医さんは、プールの水が汚れるのを覚悟で日焼け止めを付けた方が良い!っていってらっしゃいましたが…!

 金曜日は夕方から出張でした。夏休み前に区役所の地域保健福祉担当子育て支援室から学校に電話があり、今年転校してきた、私のクラスの子どものことで来てほしい…と管理職に電話があり、行ってきました。

 区役所の会議室のドアの前には「要保護児童 個別ケース検討会議」と書かれた紙が貼ってありました。

 「え~何?私、なんにも聞かされてないし…!」とドキドキ…。っていうか、教頭先生に聞いても、「親が障害者やから、前の学校が児童相談所に知らせたらしいわ。ぼくもわからへんから、トントン先生は今の状況を伝えたらいいんちゃうか?」という無責任なお言葉だけの情報!

 我がクラスの今年の転校生M君は両親が聾者で、前の学校では一学期間で30日以上の名簿に載っていた児童です。しかし、私のクラスに来てから…夏休みまでに欠席は片手以下。確かに遅刻は多いのですが、夏休みの2週間前にはほとんど遅刻もなくなりました。

 確かに保護者と直接お話するのは難しく、いつもM君の手話通訳に頼る状態でした。お母さんとは、提出書類などがいつも戻って来ないのと欠席の時も連絡がないし、電話は出来ないしで、お互いに携帯のメールアドレスを交換し、もっぱらメールで連絡を取り合っていました。しかし、ある日の朝、「今日はMは熱があるので休みます。」とメールが来たので、すっかり信用して…その後にその日提出書類があるのに気付き、「家にいただきに行きます。」とメールすると、「え~Mは学校休んでるんですか?」とメールが返ってきて、ビックリ!実はM君本人が欠席をお母さんの携帯から送り、そんなに広くない家のクローゼットに隠れてた…ということもありました。

 そこで、1学期末の個人懇談にはプロの手話通訳の方に来ていただくことにしました。本人にそれを告げる時、「M君!いつもお母さんと話す時に手話通訳してくれてるけど、都合悪い時はごまかして、ちゃんと手話で伝えてくれてないでしょ!」って言うと、「え~先生なんでわかったん?」テヘ!って悪びれず、「よかった!付いてなくてええんや!」とホッとした感じを見て、いつも間で手話通訳を一生懸命してたのは、この子はしんどかったのかな~とは思っていました。

 ハッキリ言って、子どもの忘れ物チェックや親の出す提出書類が親の怠慢でなかなか出さない子は各クラスに何人かは必ずいます。だから、M君の場合もそんなに深く考えてなかったのです。休んだり、遅刻したら、私がM君に「明日、きちんと時間に学校に来なかったら、学活の時に『世界のなべあつ』させるから~!みんなの前で3の倍数でアホになってもらうから…!」と言うと「それだけはイヤや!明日はちゃんと来るから、許して!」とおどけて、私の前で土下座する様な子で、しかも次の日から2,3日はちゃ~んと遅れずに来るのです。

 しかし、ケース会議では…「児童虐待、ネグレクト」ということでした。M君は小さい時から、両親が夜に出かけて子どもだけで家においておかれたりしていた…とのこと。ただ、今はM君も4年生になり、まだ大きくなったのでいいのだけど(ウーン!いいわけないけど…いってもまだ4年生だし…)1才半の弟が心配だとのことでした。夜にお父さんとお母さんがボーリングが好きで、よく出かけると本人からは聞いてはいたのですが、その時点で気付くべきでした。

 結果としては、その日出席された区役所の子育て支援課の担当者、保健師さん、児童相談所のCWさん、保育所の園長さん、そして担任の私で連携して「見守り」という結果になりました。

 2年弱の先生経験で、色んな子どもたちを見過ぎました。
去年も私のクラスで虐待で、一晩殴られていた女の子がいました。以前の担任の先生も気付いていたようですが、本人は「自転車で転んだ!」とか「道で転けただけ!」とか言って、確実な証拠がなかったので、それ以上踏み込めなかったのですが…それも夏休みに入る終業式の日に顔をパンパンに腫らして学校に来たので、聞いてもやはり「自転車で転んだ!」と言っていたのが、放課後泣きながら、「実は、いつもお母さんに殴られてた…」と、しかもお母さんに担任の先生に言って来い…と言われて、言いに来た…とのことで、エ~!と大騒ぎになりました。私は本人の望むように動いてあげるから…と言うと、一緒に家に来てお母さんと話してほしい…とのことで、家へ行ってお母さんと話をしました。お母さんから、家の事情やこれからのことを長い時間をかけて話し、一応今のところ落ち着いているようです。

 今回の終業式の前日の「たんこぶ事件」も、元と言えばたんこぶを作った子にも否はあったにも関わらず(その時にその子に蹴られて、青たん出来た子もいたのに…)本人は父子家庭でおばあちゃんに育ててもらっている彼は、良い子でなければならないためにホントのことが言えず、結果的に事を大きくしたり…クラス一のゴン太(ガキ大将)はお母さんと二人暮らしで、そのお母さんとの確執で、その鬱憤をクラスに持ち込んだり…少し勉強が出来るからとの親の期待が大きすぎて、その期待を持ちこたえられない子etc…そんな子どもが増えてきた気がします。(片親が原因だと言っている訳ではありません。シングルで育てている方で母親、父親の両方の役をちゃんとこなしていて、しっかりと育っている子どもはたくさんいます…誤解なきよう!)

 
うちの唯一家に残っている三男は、楽しい浪人生活を…夜遅く帰って来る彼のために晩御飯の用意をしている私の横でずーと しゃべってきます。「ちょっと、うるさい!」と言うと、「しゃべることがのど元まで満杯溜まってて、我慢出来ない!」と延々しゃべり続けるバカ息子の姿を 見ていると「君はすごーくしあわせなのよ!」と言いたくなります。自分がしあわせであることを自覚してほしい!!!しかし、本来苦しい浪人生活を、こんな に楽しそうに話せる姿が本来の子どもの姿なのかな~?…と親の立場から、先生の立場からの両方でとても複雑な気持ちです。

 子どもたちは、毎朝、ランドセルの中に教科書の勉強道具だけでなく、色んな言葉に出来ないたくさんの問題を一杯詰め込んで学校へやって来るのかもしれません。そんな子が忘れ物をしやすいのは、そんな事情が一杯過ぎて、それ以上、ランドセルの中に入り切らないのかも…?そして、私はどこまで、その重~いランドセルを軽くしてあげられるのでしょうか?????


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 50才から小学校の講師をしています。
写真大好き!お料理大好き!フルートや歌を趣味とする大阪のおばちゃんのおばちゃんです。

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